地元のおせちも良いし

最近ひょんなことで、賛否両論おせちを購入したりしていますが、和食のセットの煮しめはおいしくて、20代の長男が全部食べる勢いで絶賛しています。
でも、1回だけ若い子もいるので和洋折衷のセットにしてみたら、洋風の方がなぜか我が家の口に合わないので、和食のセットに戻しました。
ああいう購入するおせちは、実は主婦の敵?で、「おせちを買うなんて!」とか「お金持ちが買うものよ!」とか言う方がよくいらっしゃいます。
これは年配とか若いとか関係なく、「主婦のプライド」が高い人だと思われ、特に「お金をかけずにごちそうを作る。」ということに誇りを持っているのです。「塩鮭」「のっぺ」「のっぺのぬめりがないだけで、原材料がほとんど変わらない煮しめ」「昆布巻き」
ところが、オヤジどもはそうではない。
せっかくのお正月なんだからと、「鰤の刺身」「ズワイガニ」「寿司」「すき焼き」「ステーキ」が食べたい!酒飲ませろ。ビールがいい!と、とにかくお金を使って贅沢したいわけです。
セブンのおせちにも蟹があるといいなと思うのですが。
せっかく加賀屋監修で、新潟に近い北陸なので味覚も合っていておいしいので。
それはともかく、「主婦のプロ?」を自認する人にもいろいろいらっしゃって、自分の実家の味を旦那さんに認めさせようとする人。逆に旦那さんの家の味を守ろうとする人。両家それぞれの文化を上手く融合させようとする人。更に、外の味を探求して取り入れようとする人。正解は無いと私は思います。
買い物に行く所によっても変わってしまいます。
それぞれの家の文化ではありますが、やはり新潟市内で原材料を調達するので、新潟の特徴というものがあります。
私の実家は新潟市の商家だったので、祖母が「のっぺの野菜の切り方が、お祝いの時と葬儀の時と法事の時は違う。」と言って母を悩ませまして、母は、西蒲原郡(現西蒲区)の出身なのと、戦後の食糧難時代に子供時代を過ごした事もあり、里芋の端っこが三角っぽくなったり、長方形になると注意されていたらしいのですが、なんのことはない、新潟市の料亭「行形亭」「鍋茶屋」のしきたりだったのです。
一流料亭の味を家庭で作らせようなんて、なんというムチャな。と思っていたら祖母はリアルな「商家のお嬢様」だったのです。
私は嫁ぎ先の亡くなった姑の味を守り、旦那様に母の味を食べさせたいと、のっぺだけは姑の味で作っています。